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健康コラム

歯と健康

アンチエイジングは口元から

新潟リハビリテーション病院
[掲載日]2012.09.05
『目は口ほどに物を言う』ということわざがあります。
確かに目には人の喜怒哀楽が顕著に表れています。言葉で表現する以上に、
目が相手に感情を伝えることがあるのでしょう。

それでは口はどうでしょう。
マスクをしてみると、意外とその人となりがわかりにくくなるように思います。
マスクをされた方と初対面の場合、そのマスクをはずされると、思い描いていた
感じと違うということも経験します。

数回しか会ったことのない方だと、きっと人違いをしてしまいそうになります。
したがって口や口元は、顔のかなり大切な要素を占めているように思います。
そしてこの口元を決定しているのは、単なる唇の形だけでなく、その内側にある歯が意外と重要な役割を果たしています。

特に高齢者の方で、入れ歯が合わなくなり、長期間装着していなかった方に、もう一度
入れ歯をいれると、唇の皺が減り、ほうれい線が目立たなくなり、口元に張りが出てきます。

表情が劇的にかわり、素敵な笑顔がみなれるようになり、見た目年齢が10歳以上若返られる
かたもおられます。
アンチエイジングの鍵が、口や口元になるように思う今日この頃です。

新潟リハビリテーション病院/歯科医:今井信行
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