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健康コラム

リハビリ

腰の強化で楽しい生活を

相川愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.07.04
『腰痛』は、日常生活のなかの動作(姿勢、仕事など)が影響してきます。
その他にも、さまざまな疾患(腰部脊柱管狭窄症、骨粗しょう症など)によるものもあります。

腰痛の大半は、腰を支える筋肉の疲労が原因です。
疲労した筋肉は血行不良などを起こし、他の部位にも痛みをもたらします。

腰痛予防の基本は、腹筋を固くして、動く習慣を身につけることです。
そこで、今回は腹筋を瞬間的に固くする練習をします。


1)かかとを上げてヘソのぞき
 ⇒腹筋は腰を支えている主な筋肉です。
  腹筋を強くすることで、腰痛を予防します。



①あごを引いてヘソをのぞくようにし、少し息を吸っ
 てお腹に力を入れます。
②かかとを上げて腹筋に力を入れ、5~6秒保ちます。
2)あお向けで骨盤ごそごそ
 ⇒骨盤を上下に動かす腰方形筋という筋肉を強化しま
  す。骨盤は背骨が受ける荷重を二分して左右の脚に伝
  えます。この骨盤の動きをよくして腰痛を防ぎます。



①あお向けでリラックスし、左右の骨盤を上げ下げし
 ます。


腹筋を鍛えることで、腰痛予防だけでなく、脊椎の圧迫骨折や便秘の予防にもなります。
今回提示した腰痛体操は、無理しない程度におこなってください。

腰痛になると、ネガティブな考えや行動になりやすいです。しかし、それが痛みを慢性化させる原因になります。
腰痛体操で腰痛を予防し、楽しく生活を送れるようにしましょう!!

相川愛広苑 通所リハビリテーション/理学療法士:坂爪 優
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