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食生活

食べて、元気UP

新井愛広苑 通所リハビリテーション
[掲載日]2012.05.02
日中、集中・やる気が出なく、ボーッっとしちゃう事ってありませんか?
それは、脳の栄養不足かもしれません。朝ごはん、ちゃんと食べましたか?

さて、脳の栄養源は何でしょう?

それは、ブドウ糖です。
ブドウ糖のみが、唯一栄養源になります。
ブドウ糖の原料は、砂糖などの糖類や、ご飯・パンなどの穀類、果物、いも類などです。
体内の消化酵素により、分解・消化されブドウ糖になります。

このブドウ糖ですが、大人では1日120g必要なのに、大量に身体に蓄えておく事ができません。
そのため効率よく脳を働かせるには、3食きちんと摂り、ブドウ糖を補給することが大切です。

イギリスのアルツハイマー病患者を対象に行った研究では、ブドウ糖の摂取により、文章や単語、人の顔を記憶する、
方向感覚が向上した結果が報告されています。欠食しないことは、アルツハイマーの予防にもなります。

もう一つ大切なのは、セロトニン。
セロトニンは、脳をリラックスさせる神経伝達物質です。
実はこのセロトニン、不足すると学習や記憶能力が低下します。
セロトニンを効率よく分泌するには、ブドウ糖と一緒に乳製品や肉、魚、大豆製品などの蛋白質を摂ることが大切です。
ご飯だけ、おかずだけでなく両方バランスよく食べましょう。

ブドウ糖は、疾病により摂取制限が出てきます。
必ず、医師または栄養士に相談してくださいね。

新井愛広苑 通所リハビリテーション/管理栄養士:今井千鶴
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